思いがけない姿

 「ヒステリック集団」

これは私が勝手に名付けた集団の名前。

正しくは「集団ヒステリー」。

意味は

集団が強い不安や恐怖などのストレスに晒されることによって

集団の成員全体にパニックや妄想などが広まることを意味する語のこと。

このコロナ禍、次々に外国人がこの国を去って行き

飛行機も渡航制限がかかり始めた2月。。。

とはいえ、すぐに行動を起こせず

この国に残っている知り合い達と雑談していると

急にMさんの話題になった。

Mさんは

まだ30代のとても可愛い女性。（いわゆる美人ではない）

若いけれどとても思いやりが深く

衝動的な言動があまり無い平和主義者。

（もちろん彼女も人間だから人並みに噂話くらいはするけれど）

ヨガ講師で

体のケアも仕事にしたい、と頑張って色々学んでいる

とてもナチュラルな

良い感じで脱力してる女性。

私の仲良しさんだ。

なぜ彼女の話題になったのか全く覚えていないのだけれど

どうやら何かのパーティに出席した時

そこに居た女性陣の内の、数人のご主人が

Mさんと挨拶の握手を交わした時

何か、”恥じらい”を見せたらしい。

目尻が下がっただけではなく

妻として

”放っておくと何かが始まる予感”をキャッチしたらしい。

でも

だからといって

Mさんは”大学を卒業していないに違いない”とか

”なんでマッサージの仕事なんかしてるのよ。なんでそんなにお金が必要なの。

おかしいじゃないか。”とか

”子供達の学校に、バッククロスのTシャツ着てヨガのレクチャーに来るなんて非常識”とか

”インターのお母さん達でMさんと話す人なんていないよ”とか（絶対そんなこと無いと思うんだけど。。。）

それはそれはもう

ひどい批判の嵐。。。

それに

ヨガでバッククロスTシャツって、普通のスタイルだと思うんだけど。。。

実は故郷に居る彼女のお姉さんは障がいをお持ちで

どうしてもお金が必要な場面が多いそう。

それでもダンスの才能を磨いて大会に出場したり

障がいある人々の自立を目指したカフェで働いたり。。。

もちろんこれは彼女自身がアイデアを出して実行出来るものではないから

保護者をはじめ

周囲の人々の支援だって必要になる。

自分のご主人に経済的な支援をお願いするのは

とても気がひけるので

出来るだけ自分で、と考えてマッサージとヨガ講師の仕事をしているらしい。

そんなことも知らず

そこにいた4人がヒステリックに色々まくし立て

ストーリーが作られていくのを

この目で見

噂ってこんな風に作られていくんだ。。。と

ゾッとした。

その場で彼女のお姉さんの事を説明したら

皆口ごもってしまったけれど

それはそれは凄まじかった。

これは別件だけど

天皇誕生日のお祝いも

”こんな時期にお祝いを開くなんて、日本としてどう考えているんですか”と

そのメンバーの一人から電話があり

私がお祝いを開くと決めた訳でもあるまいし

なんでそんな事を言われなければならないのか全く理解不能だった。

日本で”自粛警察”が問題になっているけれど

自分の不安を解消する為に

自分を正当化する為に

自分の存在意義を確認するために

そういうストーリーを作って

公表するのは

どうかな？と思う。

実写版（？）誹謗中傷ですね。

そして「嫉妬」。

きっと見たくなかった「ご主人のたれ目」を

見てしまったのですね。。。

いつも清潔感あふれる優しい雰囲気で

真っ白なパリっとした麻のブラウスが

とても似合ってしまう彼女と握手して

たれ目にならない男性は数少ないだろう、と個人的には思います。

ヒステリックに自己を正当化する女性よりも

願わくば

真っ白なパリッとした麻のブラウスが似合ってしまう

優しい（くなくてもいいけど）清潔感あふれる雰囲気の女性になりたいな。

もちろん、真っ白なパリッとした麻のブラウスは

精神もパリッとしていないと似合わないかも、だけど。

旅行先の街にて気づいたこと。

Key Point
『文化水準が高い街は人を選ぶ』

1. ONとOFFをきちんと分ける。
2. OFF中でもきちんと感を残す。
3. 香りに関心が高い(香りをほのかに香らせる)
4. 年齢に関係無く身体の筋肉を鍛え、シンプルで飾り気の無い服を素晴らしく着こなしている。例えば、リトルブラックドレス＋素足＋歩き易い素敵な靴＋スカーフ。ボディラインを美しく整える。特に脚。

肌の質感は、しっとり。

日焼けし、健康的で明るい印象を与える女性が多い。
5. 全体の色合わせはベージュや白で上品にまとめ、スカーフやアクセサリでアクセントを付ける。 アクセントは最小限。
6. 食を楽しむ。
7. 生活に音楽が溶け込んでいる。街に音楽があふれている。
8. 生活を楽しむ努力を自然にしている。本人達は全く努力と考えていない。
9. 生活を楽しむ努力とは…自分の身の回りを美しく整えること。自分を労わること。無理をしないこと。掃除の行き届いた部屋。寛ぐ為に設えたバルコニー。

レストランの窓から見えた、小さいけれど居心地の良さそうなバルコニー

同じくレストランのお向かいのアパートメント。掃除が行き届いたバルコニー

新生活に向けて

これは2016年に自分なりに考えて決めていた目標。

もう2020年も半年を過ぎた。

環境でこんなに変わるなんて。

こんなに左右される自分だったなんて。

全然出来ていないけれど
どこまで出来るかわからないけれど
遅れた時間を取り戻す為に
気持ち新たに頑張らねば。

周囲に左右されず

この目標を少しずつ達成していかなければ

絶対元には戻れない。。。

Key Point
『いつでも神様と共に』
『食や音楽は五感で感じ取るものであるが、感じた事を言葉で表現する為に、
知識として頭に入れることも必ず必要である。』
『自分の意思を的確に伝える為に、母国語、外国語に関わらず美しい言葉を身につける』
『訓練』

1）日本語の訓練。
2）シンプルで美しいファッションセンスを身につける。
3）シンプルで美しいファッションの為に身体を鍛える。決して諦めないこと。
4）食
5）音楽
6）考え方、言葉、事物に対し、美しいものしか受け入れない。但し、人間の醜い部分を受け入れることが大前提。
6.により、見えない部分にも手を抜かない。生活面はもちろん、精神面でもきちんとケアすること。
7）自分を守る為に多くを語らない。
8）自分を大切にする。
9）自分の考え方のバランスを崩さないよう、軸を保つ。軸は信仰。
10）自分の立ち居振る舞い法の訓練。
11）必ず継続し、実力をつける。

華のうてな
表に出ずるは声の色
容(かたち)の綾とまごころの
日々の行い素性なり
それが微妙の華に咲く
天の花となり真髄の
散りて地表で実を結ぶ
神花と申すものなるべし

見えない場所

仕舞ってしまうから人には見せないし。

見えない所だからいいや。

だけど、おしゃれはきっとそこに存在する。

清潔感あふれる雰囲気は、毎日の積み重ねかもしれません。

いつもきれいでいたいなら、その理由はきっとすぐに判るはず。

毎日スキンケアを行う様に

毎日きれいに化粧品を揃えてしまうこと

毎日きれいに道具をお手入れすることが清々しさのコツ。

毎回開けるごとに、キレイが顔を出す。

目に見える”キレイ”ではない。

あふれ出る清々しさを身にまとう為に。。。